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こんにちは！
木曜日の方の佐々木です！
気付いたら朝晩の吐く息が白くなってきましたね！
先日のニュースではお隣青森県では積雪を観測した所もあるみたいで・・
タイヤ交換もそろそろ準備開始した方がよさそうです。
秋田の冬に欠かせないものと言えば・・
暖かいダウンジャケットですね！
さて、今日はそんなダウンジャケットのお話しを。
今から100年以上前の防寒着といえばウールのコートが一般的でした。
しかしそんなウール地の最大のデメリットが、
水に濡れると鉛のように重くなり、一転して保温性が失われる点。
日本で言うと太平洋側のようにカラッと晴れて寒い地域では問題ないのでしょうが、
日本海側のように雪の降る地域ではウールのアウターは状況によっては命の危険もあるデメリットでした。
そんな状況の中、アメリカのシアトルに住むエディバウアーさんが、冬場に釣りに行った際
濡れたウールのアウターで生命の危機を感じる事故に遭遇します。
その事故を教訓に、保温性の高い水鳥の羽を中綿に使用し、
羽の偏りを防止するためキルティング状にステッチを施した物を
エディさんは『ダウンジャケット』と名付けました。
そしてそのダウンジャケットにエベレスト登頂チームが目を付けます。
後にエディバウアーのダウンジャケットを着て実際にエベレスト登頂を成し遂げました。
その出来事がきっかけで世界中にダウンジャケットの暖かさが広まり、
今では様々なブランドで発売され、中にはウォッシャブルダウン＝洗えるダウン なんかも登場しており、
現在では最も身近な防寒具ではないでしょうか？
なんてエディバウアーの歴史をwiki的に振り返ってみましたが、伝えたいのはそんなことではなくて(笑)
私、佐々木が今まで着たダウンジャケットの中でエディバウアーのダウンが一番暖かく、信頼を置いてるんですが、
先日ネットで【エディバウアー国内全店舗閉店！】という衝撃のニュースが発表されました。。。
残念ながら最寄りの直営店は仙台になってしまうんですが、当然オンラインストアもあるので早速チェックした所・・
【アクセス集中しておりページを表示できません。時間を置いて再度アクセスしてください。】
の文字が。
暫くして再度アクセスしたものの、同ブランドを代表する名品”スカイライナー”が全て完売となっておりました。。
日本のブランドにはない、ゆったりとしたサイズ感と、
上記の歴史を物語る質実剛健な作りが魅力のエディバウアーですが、
ここまでファンが多かった事にびっくり！
とはいえ12月には完全閉店してしまうため、今後はe-bay等の海外輸入に頼るしかなくなってしまいました（泣）
コロナ禍で大打撃を受けたアパレル業界ですが、
ユニ〇ロ一択になってしまうのも味気ないし、
本当に良いものが評価されないもなんだか悲しくなっちゃいます。
このブログを目にした方が、どこかのタイミングで
【Eddie Bauerのダウンジャケット】
を思い出してくだされば幸いです。
という訳で、本日は去り行くエディさんの後ろ姿を想像してお別れです。
朝晩の防寒と、うがい手洗い忘れずに！
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